東日本大震災復興支援 チャリティーコンサート「祈り」


 東日本大震災復興 広がる「祈り」の輪 恩寵教会でのチャリティコンサートのご案内
2011年7月9日(土)8月13日(土)、9月10日(土)10月8日(土)、11月12日(土)終了、
12月17日(土)、2012年2月11日(土)、3月10日(土) ~

東日本大震災復興支援 
チャリティーコンサート「祈り」 祈りと音楽で心をひとつに・・・

 震災、津波、原発事故など、未曾有の事態に直面した私たち日本人。
当たり前だと思っていた日常があっという間に崩れてしまう現実に、改めて生きることの意味を
問われているような気がします。 

 そんな中、世界中から届けられた「祈り」のメッセージに、あたたかい気持ちになった方も多い
のではないでしょうか。 このような時だからこそ、人種や宗教のあるなしに関わらず、「祈り」が
全ての人に与えられた希望を生み出す力であると感じることが、大切なのかもしれません。

 一人で祈ることも尊いですが、みんなで集まって心を合わせることにより更に大きな力になり
ます。 そこで、祈るための場所である教会の礼拝堂で、パイプオルガンの前奏に導かれ「祈り」
に心を合わせ、「音楽」に耳を傾ける。 月に1回、そのような(心で感じる特別な時間)を共に
過ごしませんか?

 「祈り」は震災から1ヶ月の4月11日に鎌倉八幡宮で行われた神道・仏教・キリスト教合同に
よる「復興祈願祭」でも祈祷された鎌倉恩寵協会の荒井仁牧師、「音楽」は趣旨に賛同して
ボランティアで参加して下さる活躍中のプロのクラシック演奏家によるジョイントの演奏です。 

 終演後は、フリードリンクをご用意しておりますので、皆様の集いの場にして頂けましたら
幸いです。
東日本大震災復興支援のための
第3回 チャリティコンサート「祈り」
祈りと音楽で心をひとつに・・・ 
2011年9月10日(土) 13時15分 開演
プロモーション映像(一部編集:5分)
(全収録DVD:75分)
プログラム

ヴィオラ 安藤美佳

メゾソプラノ 尾高綾子

ピアノ 尾高惇忠

ピアノ 宇治田かおる

「祈祷」 牧師 佐藤千郎

鎌倉恩寵教会 牧師 荒井仁 
お知らせ
魅惑のアフタヌーンコンサート
2011年11月20日(日) 14時 開演
オーキッド ミュージック サロン
チェロ:倉田澄子 メゾソプラノ:尾高綾子 ピアノ:尾高惇忠

第1回 
チャリティコンサート「祈り」 
2011年7月9日(土) 13時15分 開演
プロモーション映像(一部編集:約4分)
(全編集DVD約42分)
~フルートとソプラノの心に沁み入る澄んだ音色をお届けします。~
Program
・パイプオルガン前奏(山口みどり)
・「祈祷」(荒井仁牧師)
・バッハコラール「マタイ受難曲」より(Grace Choir)

<フルート>加納敬三 Keizo Kano
・「ソナタ」G-Dur KV301 より第一楽章(モーツアルト)
・「パン(牧師)の笛」より第二楽章「牧神と小鳥たち」(ムーケ)
・「ヴェニスの謝肉祭」(ジュナン)
フルート 加納敬三 Keizo Kano
 ドイツ国立エッセン音楽大学卒。 
フリー奏者としてソロ、室内楽で活動。 
ドルチェミュージック
アカデミー東京、ヴェリタス・フルート・
レッスン・スタジオ講師。

<ソプラノ>佐伯葉子 Yoko Saeki
・「アヴェマリア」(グノー) 「前の世」「悲しき歌」(デュパルク)
・「初恋」(越谷達之助) 「揺りかごのうた」(草川信、岩河智子編曲)
ソプラノ 佐伯葉子 Yoko Saeki
東京芸術大学卒、同大学院終了。 
フランス音楽コンクール、
日仏声楽コンクール第1位、日本
声楽コンクール第2位。 
オペラやコンサートで活躍。

ピアノ伴奏 宇治田かおる Kaoru Ujita
ロンドの英国王立音楽大学卒、
同大学院終了、パリのP・ランティエ
国際コンクール優勝(室内楽)。
からだで変わ...

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著者:宇治田かおる
価格:1,785円(税込、送料込)
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Grace Choir
sop:字治田眞子 alt.平野ゆう子 林美子 ten.長尾俊郎 宇治田憲彦 bass.島田貫司
島田貫司(恩寵教会・会員)
 
東日本大震災復興支援 
チャリティーコンサート「祈り」 祈りと音楽で心をひとつに・・・
第2回 8月13日(土)
~ハープとヴァイオリンの優しく涼やかな風を感じて~
(ハープ)安井弘子 (ヴァイオリン)小形真奈美 (パイプオルガン)八木史子 (ピアノ)小形さくら
第3回 9月10日(土)
~日本を代表する作曲家をお迎えして、音楽の味わいを堪能~
(ピア・作曲)尾高惇忠 (メゾソプラノ)尾高綾子 (ヴィオラ)安藤美佳 (ピアノ)宇治田かおる
<毎月 第2土曜日 13:15分 開演
 (12:45開場 14:00終演)
場所: 鎌倉恩寵教会礼拝堂(2階)
(JR鎌倉駅西口より徒歩約7分。 紀ノ国屋方面に向かい、
鎌倉市役所の先のトンネルを 超えた一つ目の角の左側)
入場料::1,000円(チケットはありません、 先着100名)
*このコンサートの収益は、東日本大震災復興のために全額寄付されます。
お問合せ:piano_kaoru@yahoo.co.jp 090-5418-0722
 主催<Project ♡ play to pray>宇治田かおる
 ホームページ http://inori-kamakura.net
後援:鎌倉恩寵教会  (社)鎌倉市観光協会

東日本大震災「復興祈願祭」
復興祈る心ひとつに
神道、仏教、キリスト教、宗教を超え参加
 神道、仏教、キリスト教という宗教を超えて祈りのこころが一つになった。 東日本大震災から1ヶ月を迎えた
今月11日、犠牲者への追悼と被災地の復興を祈る「追善供養復興祈願祭」が鶴岡八幡宮で執り行われた。
                 (2011年4月11日 鶴岡八幡宮~由比ガ浜 鎌倉市)
「鎌倉だからこそできた祭事。被災地を思う心が一つになった」
松尾崇 鎌倉市長

Kamakura pray project
4月11日、鎌倉の鶴岡八幡宮で行われた「東日本大震災 追善供養復興祈願祭」公式映像(5分)
映像提供:メガホン株式会社 後援:(社)鎌倉市観光協会
 この日集まった宗教家は約400人。 同宮の舞殿では、鶴岡八幡宮の吉田茂道孝司祭による祈祷や読経が
行われ、被災者への祈りが捧げられた。 市の内外からの一般参加者も約1万人以上が集まった。

 舞殿での祭事後も、それぞれが一体となり、由比ガ浜海岸まで托鉢をしてまわった。海岸では、海に向って
祈りが捧げられ、数百人の一般参加者も焼香を上げながら海の平穏と犠牲者の冥福を祈った。 ~
神奈川新聞より一部抜粋掲載
 

鎌倉恩寵教会 荒井仁
天と地と、そこに住むすべてのものを造られた主なる神様
 3月11日に起きた東日本大震災から、一月が経ちました。 地震に続く大津波は、人々が暮らす町を飲み
尽くし、日常生活を破壊しました。 そして、あまたの尊い命が失われ、私たちは悲しみと痛みを深めています。
 
 1万数千人を数える人々が、亡くなったことに、驚きと恐れを感じています。 亡くなった人の数だけ、人生が
あり、その一つ一つが、あの時をもって、突然、終わりを告げられました。

 その中には、長い人生を歩み、苦労を重ねた方々がいました。 人生の最後を安らぎのうちに過ごしたいと
願う心がありました。 しかし高齢のために、津波から逃れることも出来ずに、巻き込まれた人々もいたことで
しょう。 

 働き盛りの人々も、そこにはいました。 一日の働きの後半に入り、休みを目の前にして、友人や家族と過ご
す楽しみを胸に、時を過ごしていた人もいたことと思います。

 幼い子どもを育てるのに、深く愛情を注いでいた人たちもいます。子どもの成長を楽しみにしながら、夕方を
迎えようとしていた人たちがいました。

 新しく学びや働きの場、生活の場所を与えられて、将来の活躍、そして有意義な人生を夢見ていた人たちも
いました。

 子どもたちは春休みを間近にして、友達と楽しく遊び、新しい学年に向かう備えをしていました。

 これから小学校に通うのを楽しみにしていた幼稚園の子どもたちもいました。 2歳になって、ようやく言葉が
話せるようになった幼子もいました。 そして、これから生まれてくる時を待っていた新しい命もありました。

 この他にも、言葉に尽くせないほど、多くの命があり、毎日の暮らしがありました。 その一つ一つが、地震に
より、津波によって奪われました。 最後の時を迎えた方々は、どれほど怖い思いをされたことでしょうか。

 経験したことのない大きな揺れ、襲いくる津波によって、恐怖と苦しみのうちに終わりを迎えられたことを思う
ときに、私たちの心は深く痛みます。どうか、神様が一人一人の魂の呻きを聞き届け、天にあって永遠の安ら
ぎを与えてくださいますように。 また引き裂かれた家族や友人が、神様の御許で再び顔と顔とを合わせ、
再会の喜びに与れますように、心から願います。

 また、今も行方不明になっている大勢の方々がいます。 その中には、人々が安全な場所まで辿り着くよう
にと、懸命に指示を出し続けて、多くの人の命が助かる働きを続けた人がいます。 許されるならば、今なお
命ながらえて、再び会うことが出来ますように。 また、行方不明者の捜索のために日夜、瓦礫の中、海の中
で働く人々の上にも、支えと力添えを心から祈り求めます。

 天の神様、あなたは世界のどこにでもいてくださるお方です。 天に登ろうともそこにいまし、陰府に身を横
たえようとも、あなたはそこにいます。 海の底に行き着こうともそこにおられます。 どうか、すべての犠牲者
と、今共にいてくださいますように。 その御手で一人一人を抱きしめ、その名を神様の御心に刻み付けて、
永遠の命を与えてください。

 この祈りを、イエス・キリストの御名によって、御前にお捧げいたします。 アーメン